2023年(8月)
剱岳と立山三山(2023/8)
8月の終わりに行きました。
槍ヶ岳、穂高に続く大きな山行として、剱岳。
ルートに危険個所もあるため、
十分に調べて、かつ天候が良ければ行くつもりで計画しました。
使うルートは、室堂からの別山尾根ルート。
大町から扇沢へ入り駐車場、立山黒部アルペンルートで室堂へ。
前日の昼過ぎに出発し、軽井沢、小諸、松本を抜けて大町へ。
途中、いつもの小諸布引温泉でひとやすみ。
ちょうど日付が変わる頃に無料駐車場に入りました。
上のトイレまでは、暗い中を5分程度歩きます。(ライト必須)
8月最後の日曜日6:30の無料駐車場の様子です。もうすぐ満車になりそうです。
こんな駐車場です。
舗装されてなく、雨や雨後の水たまりには注意が必要です、特に夜には。
駐車スペースのラインもあるのかないのか・・・
6:40 朝の扇沢駅です。発車時刻より前からチケット売り場に並んでますが、
事前のWeb販売なら数秒で発券できました。
前日までキャンセルは可能なので、お薦めです。
7:30発の電気バスに並んでます。
1階にも2階にも、きれいなトイレがあります。
7:50 黒部ダムに着きました。放水の様子です。
天気は悪くない。
この方向なら、どれかが大汝山だと思います。
2日後に向こう側から見てました。
放水を真上から。
その先に、橋が見えました。
寄ってみると
下の廊下に続く道ですね。
その後、ケーブルカー、ロープウエイと乗り継ぎました。
そして、再びバスに乗車
9:00 室堂に到着、給水して出発
9:25 みくりが池です。
この後、あの山を越えていきます。
水が澄んでます。
地獄谷です。
ここをぐるっと回ります。
9:50 回った先に、雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。
テントは少なめに感じます。
今日は、キャンプ場を通過して山越えです。
10:08 浄土橋です。
その先の分岐です。
ここは、左の剣御前方面へ進みます。
さらに分岐です。
どっちへ進んでも、剣御前小舎に行けますが、少し時間がかかる直進を選びました。
右に進むと、直登に近いルートです。翌日はここから降りてきます。
直進は新室堂乗越、右折は雷鳥坂です。
あっちのほうから、歩いて来ました。
10:50 少し登って振り返ると、雷鳥沢キャンプ場が小さく見えました。
12:50 剣御前小舎に着きました。
この建物は遠くから見えましたが、なかなか近づいてくれませんでした。
テン泊装備なので、重くてハードです。
雪渓がありました。
13:15 その先の合流です。別山からのルートと合流します。
振り返ると、こんな感じ。
この直後、雨が降り出しました。
13:30 劒沢キャンプ場に到着
15分程度雨に降られ(しかも結構強い雨)、ザックカバーだけは着けました。
ウインドブレーカーだったので、着いた時には少々濡れました。
受付をして、雨の中のテント設営。
テントに入って少し落ち着いたころに雨が上がりました。
で、この後バーナーを使おうとしたら、故障で使えないことが発覚!
バーナーを使うこと前提の食事計画がすべて不可能となりました。
ウインドブレーカーを干してます。
だんだん雲が切れてきました。劒の姿が・・・
バーナー故障でも、何とかなるだろうと算段をつけ、翌日は山頂を目指すことに。
2日目
5:45 朝の剱岳の様子です。出発!
手前に劒沢小屋、向こうに剣山荘が見えます。
6:20 剣山荘まで来ました。
帰りにランチをしようと、その確認をしておきました。
6:25 最初のクサリです。
前の前にある、一服劒です。
途中のお花畑です。
富山方面です。
劒が姿を表したので、パノラマ写真。(別Windowで表示できます)
7:30 前劒まで来ました。順調です。
7:38 こんな狭いところもあります。
7:42 これが橋です。
行く前はこの橋が渡れるかどうかと心配してましたが、それほどの高度感はありませんでした。
橋より、その先の岩場のほうが危険ですね。
8:30 で、これがカニのたてバイ
団体さんが(確保しながら)登ってました。
途中で先に進ませていただきました。
9:10 で、登頂!
記念に撮ってもらいました。征服したぞ!
9:20 山頂にてきゅうり
9:30 下山開始
9:55 これが、カニのよこバイ
実はすぐ下に断崖絶壁を想像していましたが、
そんなことはなかったので、ここも高度感はあまり感じず。
9:58 その直後のハシゴ
ハシゴの後の岩下りです。
カニより、こっちのほうが怖かった。
冬は、こっち辺りから登ってくるのかしら?
11:30 剣山荘着、中華丼ランチ
前日から、温かいものを食べてなかったので、とっても美味しくいただきました。
12:40 劒沢キャンプ場着
14:00 テント撤収後の様子です。雷鳥沢キャンプ場へ出発!登り返しがあるので、頑張らないと。
15:00 劒沢小舎着、なんとか登り切りました。
雷鳥坂の途中で、キャンプ場が見えました。
16:00 昨日の分岐に戻って来ました。
16:15 雷鳥沢キャンプ場着、テント設営完了
管理棟に水場とトイレあります。
17:00 まったり時間に入ります。ここは電話もネットも使えました。
引き続き、お湯を使わない食事です。アルファ米は水で戻しました。
18:15 夕焼けも見えました。
疲れたので明日はゆっくりして、立山は回らない気持ちに変わりました。
目覚ましもセットせずに寝ました。
3日目
7:00 が、朝起きると、この天気!やっぱり、立山に行こう!
7:20 今日は、右に進みます、大走り方面へ。
昨日降りてきたところ
こんなルートです。
雷鳥沢キャンプ場が小さなりました。後ろには日本海。
8:30 見えますか?
ハイ松の上に雷鳥が顔を出してます。
登山道のほうにも出てきました。
9:30 富士の折立登頂
黒部ダムも見えます。
ルートから少し上がったところに山頂があります。
岩登りで、マークがなく少々迷うかもしれません。
9:47 大汝山頂です。ここも岩です。
ここからも黒部ダムが見えました。
2日前に通ったところも見えてます。
10:00 雄山の山頂です。
実際の山頂は、祈祷料を払い、入った先にあります。
10:20 一ノ越への下りと登りは隣り合った別コース。
ちょっと富士登山に似てるかも、登りはハードそう。
10:40 一ノ越まで降りてきました。
一ノ越のすぐ下の分岐に気づかず、室堂山荘まで行ってしまいました。
少し戻って、雷鳥沢への細いルートを進みました。
12:00 雷鳥沢キャンプ場着、テント撤収後、
13:00 室堂に向けて出発
テント場最後の写真。
この後、室堂に戻るまでに、再び雨が降りました。
14:00 室堂着
室堂ターミナルで、山菜そばをいただきました。
とても美味しいそばでした、お薦めです。
14:45 バスに乗車、扇沢へ戻ります。
16:30 駐車場に戻ってきました。8月末の平日、無料駐車場の様子。
プラス、松本市内に後泊しました。
20:00 夜の松本城です。
月も出てました。
4日目
9:50 翌朝の松本城です。
松本市内から、槍ヶ岳が見えます。
これも見たかった!建物丸ごと
自販機まで
さらに、ベンチまで
夏の終わりに行ってきました。
1日目
立山黒部アルペンルートの扇沢に駐車(下の無料駐車場)し、
バス・ケーブルカー・ロープウエイ・バスと乗り継ぎ、室堂へ。
チケットはあらかじめ7:30にWEB予約してあったため、すぐに発券できました。
翌日テントを張る雷鳥沢キャンプ場を見つつ、剣御前小舎へ登り、
いったん下って劒沢キャンプ場へ。
朝から晴れていましたが、直前に雨が、簡易的にザックカバーだけで対応、
雨の中のテント設営となりました。
雨もやみ、コーヒーを飲もうとバーナーを点火しようとしたら、
なんと異常燃焼で使い続けるのは危険な状況!
持って行った、パスタ・米・コーヒー・ココア・レトルトカレーは諦めました。
流水うどん・パン・水で戻せるアルファ米・きゅうり・ミニトマト・行動食でしのぎ、
山小屋もあてにしました。
2日目
朝5:00に起床、6:00出発。
3:30頃からテントの周りはざわざわ、その頃から登り始めてる人もいたようです。
明らかに危険なコースなので、明るくなってからの出発としました。
途中の剣山荘で帰りの昼食の確認をして(カレー・中華丼・牛丼など)、
先に進みました。
一服劒、前劒と続き、剱岳へ。
安全に注意しながら登りました。
サンダルでひょいひょい登ってる人もいました。
山頂では大展望を満喫してから、下山しました。
カニのタテバイやヨコバイは確かに危険個所ではありますが、
3点支持で注意すれば問題ありませんでした。
それより危険を感じるところもありました。
剣山荘で、この世のものとは思えないほど美味しい中華丼をいただき、
テン場へと戻りました。
体力と相談して、撤収して雷鳥沢へ移動。
再びテント設営をしたころには、翌日の立山縦走は行かないつもりでした。
3日目
朝の青空を見て、立山縦走に行くことに。
テントはそのままで、富士の折立から雄山をぐるっとしてきました。
昼過ぎにテント撤収し、室堂へ。
美味しい山菜そばを食べて、扇沢へ戻りました。
帰りに、松本市内に宿泊しました。
4日目
松本城と時計博物館、市民美術館では草間彌生さんの作品と
SFX映画監督の山崎貴展を見ました。
充実した山旅となりました。
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